立浪和義 野球の名選手
日本のプロ野球界において記録だけじゃなく記憶にも残るような名選手は数多く存在します。そして、元・中日ドラゴンズの立浪和義さんも紛れもない名選手であることは間違いありません。プロ野球選手としての生涯成績は2480安打・1037打点・171本塁打・打率2割8分5厘で、入団3年目の1990年から16年連続で規定打席到達を記録するなど長きに渡って中日ドラゴンズを支えました。
そのため、中日ファンの間ではミスタードラゴンズとも呼ばれています。また、通算二塁打数も487本で日本プロ野球記録となっていることからミスター二塁打とも呼ばれています。立浪和義さんは、新人王とゴールデングラブ賞をダブルで獲得した1年目・1998年シーズンでは高卒選手でありながら開幕戦からショートのレギュラーを獲得しました。
名球会に入るほどにヒットを量産したプロ野球選手であることから、勝負強いバッティングに関して大きな注目が集まりますが、プロ1年目以降22年間の現役生活の中で5回もゴールデングラブ賞を獲得しているような守備の名手でもあります。特に5回獲得したゴールデングラブ賞ではショートだけじゃなくセカンドやサードでも受賞しているのです。そして、この3つのポジションでの受賞歴は最多記録でもあります。つまり、立浪和義さんは優れた勝負強い打撃力と高い守備力を兼ね備えた名選手なのです。